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Rainbow World -Story-

(1.Prologue-Girl with wings-) 

空を飛ぶ事を夢見る少年は、一人の少女に出会う。

よく見ると背中からは翼が生えている。

 

少女は言った。「この世界を救うのはあなたしかいない」と。

 

少年は状況がよく分からないまま、少女の世界へと旅立つのであった。

(2.Into the Rainbow World) 

壮大な空の上に浮いた島。

そこには見た事の無い植物や鳥・虫が生息していた。

島の先端の滝からは水が絶えずに落ちている。

 

しばらく歩いてふと見上げると、虹が出ている。

絶えずそこにあるかのように。

(3.Secret of Emerald Forest) 

少年は道中で、何故虹の世界に連れてきたかを少女に聞いた。

 

「この世界のバランスが崩れると少年の世界にも影響が出る事」

「虹色の鉱石が奪われてからこの世界がおかしくなっている事」

「鉱石を奪ったのは竜使いと言う事」

 

虹色の鉱石を取り返してほしいと。

 

一体この森の先には何があるのか。

(4.Purple Serpent) 

歩いているとなにやら不穏な空気が流れた。

 

なんと森の主の大蛇がでてきた!

 

必死で応戦しなんとか逃げ切った。

見ると目の前には綺麗な綺麗な藍色をした泉があるのだった。

(5.Indigo Fountain) 

泉の前には、墓標がたっていた。

その横には鈍く光る剣とオレンジ色の卵があった。

 

聞くと、この卵は竜使いに唯一対抗できる竜の卵だと。

(6.Hatching of Orange Egg) 

ついに卵が孵化した!

 

中から出てきたのは赤く小さい竜だった。

 

竜はみるみる成長をするのであった。

(7.Riding on the back of a Red Dragon) 

ついに少年は竜に跨がった。

赤い竜が一つ羽ばたくとあっという間に空高くへ舞い上がるのだった。

 

少年の夢が叶ったのだ。

 

そして、竜使いの所へ向かって行った。

(8.Faded blue sky) 

空は色褪せ、風は止み、光は閉ざされかけようとしていた。

 

急いで竜使いのところへ向かわなければ、元居た世界にも影響が出てしまう!

 

色褪せた雲から落ちる雨粒は

体の力を奪って行く様な、そんな気さえした。

(9.Recapture the Crystal of Rainbow colors) 

ついに竜使いの所へたどり着いた。

「虹色の鉱石奪還戦」である。

 

剣の鈍い光はいつしかまばゆい輝きを放っていた。

(10.End Credit-Golden sunset-) 

竜使いを倒し、虹色の鉱石を取り返すことが出来た。

 

少女はあふれんばかりの笑顔を少年に向け、少年は夢を叶えて元の世界へ戻って行くのだった。

M3-2015春 第一展示場 G-22a

(Symphonic City)頒布予定

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